2007-01-01から1年間の記事一覧

BCNランキングの大いなる問題点

BCNという会社の書いた記事をたまたま目にする機会があったのだが、あまりにひどい点が数点あるので指摘しておきたい。記事のタイトルはそれぞれ「デジタル一眼どれ選ぶ?売れ行きからみたこの冬の人気モデルトップ10」及び「目的に合わせて最適なプリンタを…

ブラームス・交響曲第2番(小泉和裕指揮・大阪センチュリー交響楽団)

夕飯どき、年末特番ばかりでつまらないのでかなり消極的に選んだ*1チャンネル(BSフジ)だったのだけど・・・驚いた。結局最初から最後まで漏らさず聴いてしまったばかりか、4楽章などは身を乗り出して聴いていた。 キズはそれなりにあったものの(特に管楽…

バディ・リッチ「Backwoods sideman」

「Backwoods sideman」。直訳すると「辺境の伴奏奏者」。題意はあまりないとは思いますがね。本当に凄い曲です・・・。 如何せんジャズは初心者なのでこの曲の何がすごいのかについて完全には分からないのだけれども、激しい横ノリ(しかもテンポがとにかく…

中国鉄道大紀行の総集編あります

関口宏の息子、関口知宏が中国を鉄道でひたすら旅する番組(NHK)がある(→公式サイト。重いので注意)。関口知宏は日本のJRを2年かけて全線制覇し、欧州などにも遠征しているが、今回また1年がかりの大プロジェクトとして中国に行っているのだ。 どれだけ…

ビッグバンドに涙する

最近ビッグバンド*1を聴いている。 何か新しい音楽を聴きたくて、でも現代音楽は何か違う気がして、苦しみ足掻いているうちに辿りついた桃源郷。それがビッグバンドだった。(プログレッシブロックにも手を伸ばしたりしてますが、それについてはまたいずれ)…

赤福終了で参宮線延命?

風邪ひきましたorz さて、今さらの感はあるけれども、赤福がその歴史を閉じようとしている。悲しいと思う人が大半なのかもしれないけども、個人的には喜ばしい面もある。 というのも、赤福の会長である浜田益嗣は伊勢商工会議所の会頭を長く務めていて、三重…

2007年に敢えて選ぶフィルムカメラ

近年の新興雑誌によくみられる「カメラ入門」記事は大抵において選定基準が明示されておらず、ひどいものでは提灯記事化しているという始末で、全く見るに耐えない。一方で、個々人の選定には様々な基準があるので「公平な記事」があり得ないというのもまた…

当ブログの検索ワード

土門拳ゆかりの室生寺に、ついに、ついに行ってきた。そのときのネガは昨日4本現像したので、今日には現像終わると思います。 さて、今日は当ブログの検索ワードについて。はてなダイアリーは検索エンジンからきた人の検索ワードがある程度分かるようになっ…

愛機称揚・ニコンFE

今日更新しないと8月の更新がゼロになってしまうという消極的理由によって更新です(苦笑)。どうにも最近は余裕がなくっていけませんな。しかも最近全然音楽を聴いてないのですよ。というか、聴けない。この思想的問題はもうしばらく解決までに時間がかか…

アルプス交響曲/下野竜也指揮・読売日本交響楽団

川崎に行く用事があってたまたまミューザの広告で発見した公演。フェスタサマーミューザという企画で、在京オーケストラが日替わりで演奏しているようだ。公式サイトが非常に気合い入っているので、もし時間があれば見てみてほしい(曲の試聴までできる!)…

注釈・webの写真講座

兼ねてから僅かに要望があったので(どんな要望だよ)、ここで写真入門について少し考えるところを記しておきたい。とはいってもぼくが論じるなど畏れ多いところなので、web上に見られる「これは!」というソースを基礎にして注釈を入れていくような形でまと…

愛機称揚・ニコンF3

一言で言えば、「辿り着いた名機」。写真を始めてからたびたびシステムを変えてきたが、結局はニコンに落ち着いた。 フィルムカメラがここまで縮小してしまった現在、そのなかで更にマイナーなマニュアルフォーカス(=MF)カメラを現在も生産するのは、ニコン…

信州入門3完・清里に偉人あり「清泉寮」

前回更新から1ヶ月経ちました・・・orz気をとりなおしていこうかと。 さて、今回の行程で最後に行ったのは清泉寮。この施設は、よりよい農村コミュニティを作り上げようとしたポール・ラッシュによって作られ、清里周辺の農村の近代化に多大な貢献をした。…

信州入門2・清里フォトアートミュージアム編

JRの駅として最も高い標高にある野辺山駅に行ったあと(野辺山は駅の周りにこれといったものはない*1)、清里に来た。 清里駅前は軽井沢のような雰囲気で、店が結構ある。軽井沢のように開発され尽くされた感じがないのは好感が持てる。ただ、人は全然いない…

信州入門1・小淵沢駅弁編

スーパーあずさは新宿の5・6番線発着なのだが、このホームが少し離れたところにある(位置的にはタイムズスクエアの前)。これは不便・・・。混み具合はまずまずという感じ。入線の少し前に行けば自由席でも大丈夫だろうと思う。 小淵沢までは163km、1時…

写真の仕事をする

先日、某所からの依頼で写真撮影のお仕事に行ってきた。場所は山梨県と長野県を走るJR小海線沿線、内容は出版関係に使用する素材の撮影。 実費での撮影ならいくつもやってきたけれども、報酬が出るとなると緊張の度合いが違います。しかも依頼が撮影日の前日…

温泉旅行の道中で聴く音楽は何か

ご無沙汰しておりました。こんなに疲れたのは人生でもなかなかない感じでしたが、2日寝て体力も戻ってきたので復活したいと思います。 さて、今週は院の仲間と群馬・四万温泉に行きます!しかも、あの「千と千尋」のモデルになった関善館泊。 そして、車な…

序曲で振り返る大学時代

大学オケの旧友から手紙をもらった(mixiで)。 彼は遠く海の向うで元気にやっているらしい。さっそく返事を書いて送った。送信したあと、大学時代にやった曲を無性に聴きたくなった。心身ともに疲労しているときは、重いシンフォニーはちょっと・・・なので、…

TITLE4月号に噴飯する

体力はゆるやかに回復基調(まだ微妙)。なので、今日は少し早く学校を切り上げ、久しぶりに書店へ(11時まで開いてるブックファーストはありがたい)。アサヒカメラが木村伊兵衛賞特集だったので購入(梅さんの受賞「には」納得。)。あと、TITLE4月号が…

ばたん、きゅう

無事卒業も決まり、退去の日が迫っているため、ここ1週間せっせと荷物を持って帰っているわけですが、その量が半端じゃなかった・・・。ただの紙(判例評釈、配布資料、教科書)のくせに毎日10kg程度(最大18kg)にもなる荷物をせっせと持って帰っていまし…

705NK落下耐久実験

結論から言えば・・・705NK、買って1週間で液晶全損。泣いた。 カメラを使おうとしてポケットから出したら、そのひょうしにコンクリートの地面にダイブ。あっさりと液晶が割れ、半分以上見えなくなった・・・。ストレートタイプの携帯は衝撃に弱いのだろう…

705NKはツァイス銘を冠するに足りるか

705NK(N73)はカール・ツァイスのレンズ(Tessar/F2.8)を搭載していることが売りになっている。実際カメラ機能を使ってみた感想としては・・・ ●わるいところ ・シャープ携帯のレンズと比べて特段良いとは思えない。特に、逆光に弱いのがきつい。 ・解像感は…

ソフトバンクに移籍

「ソフトバンクに移籍」というと野球選手にでもなった気分で面白いが(面白くないよ)、ともあれauからソフトバンク携帯を変えた。ノキアの705NK(赤) だ。 何故auからソフトバンクに・・・と言われることが多いが、意外といいんですよこれが。理由はいくつ…

細江英公「球体写真二元論」@写美

最終日にようやく行けた、細江英公の「球体写真二元論」。細江英公の作品(&インタビュー)についてはこちら(The photographer)で。 細江英公の写真をを一通り鳥瞰できる、いい展示だった。三島由紀夫を撮った「薔薇刑」は既に馴染みのあるものだったが、…

マーラー2番「復活」/NTTフィル

話は日曜日に遡る*1のだが、NTTフィルの復活を聴いてきた(1月21日、サントリーホールにて。指揮は松岡究)。説明は例によってこちら(wiki)で。いわゆる「大曲」の中で、最も有名な交響曲のひとつだろう。さらにいえば、ぼくがこの世で一番好きな音楽のひ…

耳の痛い一言

Esquire2月号が写真の特集をやっているそうで(いつもながらsighさんの情報には感謝)、早速今日にでも買いに行こうと思っているのだけど、Webでも一部読めるようになっている。(→こちら) 何とロバート・フランクのインタビューが載っている*1。これはか…

通勤地獄に勝つイヤホン

「東急田園都市線沿線にだけは住むな」というのがぼくの考えで、これはぼく自身が15年近く住んだ*1上での結論だ。データで見ても、この沿線は私鉄一の混雑を誇る(→AllAboutに記事がある)。しかも、このデータは、「対象区間における最混雑時間帯1時間の…

フジフイルムは自身の宣言を反故にするのか

モノクロフィルムの世界では、100フィート(30.5m)で売られている、いわゆる「長巻(長尺)フィルム」というものがある。これは、長いフィルムを自分でケースに詰めて利用するシステムで、コスト削減の面で大変な効果がある(36枚撮りフィルムと比べて約半値…

年頭のご挨拶

あけましておめでとうございます。今年も相変わらずの態でやっていきますので、よろしくお願いします。 さて、まずは年末飲んだワインについて少し。・・・これが意外にイマイチ。いや、口当たりもいいし味もすっきりしていて、上品さは感じる。でもちょっと…