ブラームス・交響曲第2番(小泉和裕指揮・大阪センチュリー交響楽団)
夕飯どき、年末特番ばかりでつまらないのでかなり消極的に選んだ*1チャンネル(BSフジ)だったのだけど・・・驚いた。結局最初から最後まで漏らさず聴いてしまったばかりか、4楽章などは身を乗り出して聴いていた。
キズはそれなりにあったものの(特に管楽器)、まあ大河の一滴のようなもので、全体を貫く自然な呼吸と丁寧なアンサンブルは聴いていて気持ちがいいものだった。4楽章もばっちり熱演。いい鳴りだった。オケの力ももちろんながら、この演奏は指揮者の力量に負うところも大きいでしょう。華々しい経歴に見合う素晴らしい音楽だった。
というわけですっかり大阪センチュリー響がチェック対象に入った年の瀬でした。次回の地デジ放映は1月5日、メンデルスゾーンの交響曲第5番「宗教改革」。・・・渋っ。
なお、ホルンは1stと2ndがトリプルホルン(携帯電話で喩えれば、普通のホルンは電話とメールができるところ、トリプルホルンはワンセグも見られる、という感じか)を使っていて、ブラームスでトリプルがいるのか?と素人考えしてしまったが、どうなんでしょうね。あートリプルホルン欲しい*2(笑)。
*1:大阪センチュリー交響楽団は実際聴いたことがなく、1990年に創設されたというのもさっき公式サイトで調べて初めて知ったくらいだったので・・・。
*2:200万円近くしますorz