写真

ラグビー雑誌の写真

最近、ラグビー雑誌「RUGBY CAFE」の手伝いをしています。この雑誌は、「ハーフタイム専用マガジン」と銘打って秩父宮ラグビー場限定で販売*1されている新雑誌(現在4号まで発売・定価100円)なのですが、そのなかの写真の一部を担当しています。 最新号では…

佐内正史展@岡本太郎記念館

佐内正史の写真展「対照」に行ってきました(→公式サイト)。場所は岡本太郎記念館(川崎市多摩区・生田緑地内)。 前半は岡本太郎の展示(常設展・岡本太郎の「赤」)の合間に写真が挟まってる感じで、後半は写真のみの展示。 前半はまず岡本太郎の展示がと…

よいお年を

本年もありがとうございました。すっかり更新頻度は落ちてしまっていますが、月に一度は更新しますので(←1月からいきなり無理でしたorz)、気長にお付き合い頂ければ幸いです。本日は2本だてで。 ▼前回の写真 さて、前回の写真を撮影したレンズについて質…

とても静かだ。 Zorki-1,YASHICA Tessar 35/3.5

某CM

気をとり直していこー。 ということで、夜たまたま見たEOS 50DのCMでちょっと気になったところがあったのでそれについて。 渡辺謙が18-200のズームレンズを持って、ファインダーを覗きながらズームリングをグイっと広角端から望遠端まで回して撮るシーンがあ…

最近の買い物(与太話モード全開)

ここ数ヶ月でカメラを何台か買い替えました。 まず、デジタル一眼を久しぶりに購入。モノクロがほとんどなのでデジタルはあまり使わないのですが、頼まれ撮影のときにあると便利なので。機種はかなり悩みましたが、オリンパスのE-410にしました。選定のポイ…

森山大道展に行く

うーん、眠れない(現在午前2時)。写真を見て、そして後からじわじわとテンションが上がってくる感覚。これは、ひょっとしたら初めてかもしれない。いや、テンションが上がってくるというのも少し違うような気がする。情緒不安定というのに少し近いかもし…

雑誌に載ります。しかも6ページ。

なかなか更新する時間がとれないのですが、これだけは伝えておきたいのです。 私の写真が雑誌に掲載されます!しかも・・・6ページも頂きました。ありがたいことです。 雑誌の名前は「TOIRO」。新創刊です(季刊発行)。あらましはこちら(フィリック・フォ…

メイプルソープ!

写真家のロバート・メイプルソープ(→略歴(What's designより))の写真集が猥褻であるとして税関に止められた事件の最高裁判決が出ました(→大要はこちら(IT Media)で、全文はこちら(公式・pdf)で)。 まず、氏の撮る写真がどんな写真なのかをおさらいしてお…

PM-4000PXのモノクロプリント

当ブログの検索ワードを見ていると、「PM-4000PX モノクロ」というのがたまにあります。なので、今日はそれをネタにしてみます。このエプソンPM-4000PXは、発売当初はモノクロプリントがまともに出せる唯一のプリンターで超ロングセラー機でしたが、上位機PX…

デジタルカメラの画質がフィルムカメラを超えた?

あけましておめでとうございます。更新頻度は低いですがぼちぼちやっていこうと思っております。 さて、年頭の話題は表題の通りです(本稿はトラックバック記事です)。 トラックバック先(永井孝尚のMM21)によれば「コンパクトデジカメの画質は、いまや銀…

2007年に敢えて選ぶフィルムカメラ

近年の新興雑誌によくみられる「カメラ入門」記事は大抵において選定基準が明示されておらず、ひどいものでは提灯記事化しているという始末で、全く見るに耐えない。一方で、個々人の選定には様々な基準があるので「公平な記事」があり得ないというのもまた…

愛機称揚・ニコンFE

今日更新しないと8月の更新がゼロになってしまうという消極的理由によって更新です(苦笑)。どうにも最近は余裕がなくっていけませんな。しかも最近全然音楽を聴いてないのですよ。というか、聴けない。この思想的問題はもうしばらく解決までに時間がかか…

注釈・webの写真講座

兼ねてから僅かに要望があったので(どんな要望だよ)、ここで写真入門について少し考えるところを記しておきたい。とはいってもぼくが論じるなど畏れ多いところなので、web上に見られる「これは!」というソースを基礎にして注釈を入れていくような形でまと…

愛機称揚・ニコンF3

一言で言えば、「辿り着いた名機」。写真を始めてからたびたびシステムを変えてきたが、結局はニコンに落ち着いた。 フィルムカメラがここまで縮小してしまった現在、そのなかで更にマイナーなマニュアルフォーカス(=MF)カメラを現在も生産するのは、ニコン…

写真の仕事をする

先日、某所からの依頼で写真撮影のお仕事に行ってきた。場所は山梨県と長野県を走るJR小海線沿線、内容は出版関係に使用する素材の撮影。 実費での撮影ならいくつもやってきたけれども、報酬が出るとなると緊張の度合いが違います。しかも依頼が撮影日の前日…

TITLE4月号に噴飯する

体力はゆるやかに回復基調(まだ微妙)。なので、今日は少し早く学校を切り上げ、久しぶりに書店へ(11時まで開いてるブックファーストはありがたい)。アサヒカメラが木村伊兵衛賞特集だったので購入(梅さんの受賞「には」納得。)。あと、TITLE4月号が…

705NKはツァイス銘を冠するに足りるか

705NK(N73)はカール・ツァイスのレンズ(Tessar/F2.8)を搭載していることが売りになっている。実際カメラ機能を使ってみた感想としては・・・ ●わるいところ ・シャープ携帯のレンズと比べて特段良いとは思えない。特に、逆光に弱いのがきつい。 ・解像感は…

細江英公「球体写真二元論」@写美

最終日にようやく行けた、細江英公の「球体写真二元論」。細江英公の作品(&インタビュー)についてはこちら(The photographer)で。 細江英公の写真をを一通り鳥瞰できる、いい展示だった。三島由紀夫を撮った「薔薇刑」は既に馴染みのあるものだったが、…

耳の痛い一言

Esquire2月号が写真の特集をやっているそうで(いつもながらsighさんの情報には感謝)、早速今日にでも買いに行こうと思っているのだけど、Webでも一部読めるようになっている。(→こちら) 何とロバート・フランクのインタビューが載っている*1。これはか…

フジフイルムは自身の宣言を反故にするのか

モノクロフィルムの世界では、100フィート(30.5m)で売られている、いわゆる「長巻(長尺)フィルム」というものがある。これは、長いフィルムを自分でケースに詰めて利用するシステムで、コスト削減の面で大変な効果がある(36枚撮りフィルムと比べて約半値…

さらば暗室

モノクロ写真が好きだ。 モノクロ写真の世界では「自家処理でないとモノクロに非ず」という不文律(でもないか)が支配していて、フィルム現像及び印画紙へのプリントという2つの技術に精通しておかねばならないといわれている。モノクロ写真が従来のカラー…

ペンタックス、新聞全面広告!

11月30日、その高機能ぶりから各所を賑わせてきたデジタル一眼レフ「PENTAX K10D」が遂に発売になる。今日(もう昨日か)、日経夕刊を読んでいたらこのK10Dのカラーの一面広告が出ていて、結構驚いた。ぼくは、デジタル一眼はペンタックスに限ると思って…

アサヒカメラコンテスト入選

写真は、その性質上雑誌になじむもので、写真を始めた当時はいろいろな写真誌を読み漁ったものだった。そして、その写真誌では毎月コンテストを行っている(いわゆる「月例」)。当時から、ぼくはいつかは出したいなと思っていたが、いろいろな迷いや自信の…

夏写真

少しずつ編集してきた夏写真の編集が、ようやく終わった。(→こちら) ちなみに、カメラはリコー・オートハーフ。スキャンは、エプソンのGT-9700F。ハーフ判ネガの面白みを出そうとして、横スクロール形式にまとめてみました。アルバムをめくるのではなく、…

マイケル・ケンナ展@写美

マイケル・ケンナの写真展に行ってきました。詳細はこちら。本人のサイトはこちら(写真が多く、すごく楽しめるサイトです。おすすめ。)。 6×6、モノクロのフォーマットで、テーマは「IN JAPAN」。日本をここまで多く撮る外国人写真家も珍しいのではない…

映画「アンリ・カルティエ=ブレッソン 瞬間の記憶」

観てきました。blessonのドキュメンタリーです。→公式サイト ●いいところ ・ブレッソン自らによる作品解説(談話に近いけど) ・ジョセフ・クーデルカ(←かなり好き)の解説もなかなかよかった。 ・音楽のセレクトは非常によい(バッハ、モーツァルト、ラヴ…

マニュアルフォーカスという法悦

1ヶ月以上のブランクがあっての更新です。噂以上に3年生は忙しい・・・。GWも残すところあと数時間というところでようやく更新する気力が湧いたので、一気にやってしまいましょう。 とりあえず、トップ頁*1の画像がいつまでたっても雪というのはどうか、…

1970年代NIPPON(北井一夫)

1970年代NIPPON作者: 北井一夫出版社/メーカー: 冬青社発売日: 2001/06メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (4件) を見る 第一回木村伊兵衛賞受賞者・北井一夫の初期代表作を中心にまとめた写真集。受賞対象ともなった写真集「村へ」を中心…

土門拳の格闘(著:岡井耀毅)

土門拳の格闘作者: 岡井耀毅出版社/メーカー: 成甲書房発売日: 2005/09/01メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (4件) を見る 月刊「フォトコンテスト」に連載されていた全24回の記事をまとめたもの。生い立ちから没するまでを描いた伝記と…