PM-4000PXのモノクロプリント


 当ブログの検索ワードを見ていると、「PM-4000PX モノクロ」というのがたまにあります。なので、今日はそれをネタにしてみます。このエプソンPM-4000PXは、発売当初はモノクロプリントがまともに出せる唯一のプリンターで超ロングセラー機でしたが、上位機PX-5500が出てしまったこともあり、この間生産中止になりました。

 でもまだまだ現役です!当初はグレーバランスが取れないだの何だので小難しい印象がありましたが、現在は簡単にバランスのよいモノクロプリントを得ることができます。方法は簡単、「QuadTone RIP」というソフトを使えばいいだけです(→分かりやすい使い方(by「8's studio photography」))。

 これを知ったときは腰が抜けるかと思いました。それまでは、コダックのグレースケールとプリントをにらめっこして何十回も調整したり、海外エプソンからダウンロードした「Glay Balancer」なるソフトでも調整したりしていたものです。そして、それでも限界がありました。このソフトなら数枚のテストプリントで終了です。

 もちろん、まだPX-5500との差はあります。メタメリズム(光源によって色が変わる現象。ファンデーションなどの化粧品もメタメリズムがあるそうですね)が結構あるプリンターなので、鑑賞環境と同じ光源下でプリント・調整する必要があります。しかし、最初のとっつきにくさは確実になくなりましたので、PM-4000PXもまだまだ捨てたものではないと思います。

 それにしても・・・最近写真を撮っていないorz(トップページの写真は新しいのにしてみました)