某CM


 気をとり直していこー。

 ということで、夜たまたま見たEOS 50DのCMでちょっと気になったところがあったのでそれについて。
 渡辺謙が18-200のズームレンズを持って、ファインダーを覗きながらズームリングをグイっと広角端から望遠端まで回して撮るシーンがあるんですが・・・これはいかがなものかと・・・そんなことしてたら上手くならんぞ写真が・・・。しかも、そのカットはクローズアップされてて見事に強調されているというorz

 写真撮る人はこんなカット考え付かないような気がするんですがねぇ。もしくは、これは敢えて演出したもので、これからはじめるオヤジさんたちを狙うってことなんでしょうか*1。ズームリングを回して鏡胴がせり出す様が、カメラをいじくってる感じとしてビジュアル的に出る、というのはまぁ頷けないわけではないですが・・・。それにしたってこの部分の描写はあんまりで、中上級者の反感をかってしまわないか心配です(なにせ、ズームリングを回してからファインダーを覗くようにすればいいだけなのですから。ちゃんと写真を分かってる人がディレクションしてるのか?と疑ってしまいます)。

<好評?与太話モード>
 ぼくがいま支持しているのは、オリンパスパナソニックマイクロフォーサーズ規格です。圧倒的な小型化が可能になるので、エントリー機市場は根こそぎ持っていかれる可能性があります(懸案だった小型液晶ファインダーがようやく実用的になってきたので、可能性は高いと思います)。早速パナソニックからG1なるカメラが発表になりました。問題はデザインで、機構上不要なはずの頭の出っ張りを敢えてつけるという擬古的なデザインになっています。オリンパスが出っ張りのないE-300でこけ、パナソニックも出っ張りのないL1でこけたので両社トラウマが残っているのは分かりますが・・・この2機種が不評だったのは他に原因があるだけ(高感度ノイズや強気すぎる価格設定)であったと思います。是非オリンパスには、頭がフラットでグリップすらない革新的なデザインのカメラを作っていただきたいところです。

*1:デジタル一眼レフは、撮る人には既に行き渡っている感じですからね。