ペンタックス、新聞全面広告!


 11月30日、その高機能ぶりから各所を賑わせてきたデジタル一眼レフPENTAX K10D」が遂に発売になる。今日(もう昨日か)、日経夕刊を読んでいたらこのK10Dのカラーの一面広告が出ていて、結構驚いた。ぼくは、デジタル一眼はペンタックスに限ると思っており、たまにデジタルで撮りたいときには同社の*istDを使っている。キヤノンなんかと違って、ペンタックスは宣伝を流しまくる力がないから、こういう思い切った広告は、ファンとしてうれしいものだ。内容も結構いいと思う。各紙に日にちをずらして広告するそうなので、広告内容については、ネタバレ回避のため一応注*1に回しておきます。

 いい機会なので、ペンタックスデジタル一眼レフが優れている点を挙げておこう。

 ・コストパフォーマンスが高い(初心者のK100D、中上級者のK10D。どちらも同クラス中最高のCP。*2
 ・薄型のレンズが揃っており(DA21mm,DA40mm,DA70mm)、ライトユーザー最大の敵、一眼レフの「体積」を極少にできる。現在各社ボディサイズに大差はなく、一眼レフで一番体積を削れるのはレンズだ。
 ・高機能RAW現像ソフトを同梱している。しかも、現像エンジンをSILKYPIXに変更したとき、旧ユーザーにもアップグレードで対応した。商品のサイクルを比較的長く見ているような気がする。偉い。
 ・単三電池である。(利益の出る〔というか不当に高い〕専用電池にしなかったのは、商売っ気がないという意味ではマイナスだろうが、ユーザーとしてはありがたい。K10Dは専用になった)

 そんなわけで、ぼくはペンタックスを応援しています。・・・フィルムカメラニコン(のマニュアル機)が好きだけど(´・ω・`)


*1:以下ネタバレ開始
ペンタックスは幸せものです。」というタイトルに始まり、K100Dの好評を挙げ、そしてユーザーの声から「たくさんの気づきをいただきました。」という。いろいろあって最後はこう結ぶ。「カメラにとっての幸せとは、みなさんにつかってもらうこと。だからこそペンタックスは幸せものです。これからもみなさんに喜んで使ってもらえるカメラを生み出すために製品作りに反映させますので、ドンドン声をいただけたらと思います。」この言葉は、4大メーカー中最も「痒いところに手の届く」設計をしてきたペンタックスが言うから説得力がある。

*2:個人的には1000万画素は不要だと思うので、万人にK100D(600万画素)が一押し。600万画素機と1000万画素機は、A3に伸ばすときに僅かに違いが出るに過ぎないのだ。A2以上に伸ばすという場合には1000万画素を使うのがいいと思う。