ヘッドホンを見にいく
友達がヘッドホンを買うというので、相談係と自分の勉強を兼ねてついていきました。
行った先はダイナミックオーディオ秋葉原店。視聴が充実しているとのこと。
行ってみると、確かにいっぱいあります。しかも、ただヘッドホンが置いてあるだけなので、携帯プレーヤーを持ち込めば自分の音源を聴けるというところがとてもいい。ヨドバシアキバとかだと騒音の中で馴染みのない音源で比較しなければならず、常々無理があるなぁと思っていたところでしたから。店内も静かで、ここはオススメです。
さっそくいろいろ聴いてみました。今使っているヘッドホンアンプがバッテリー駆動可能なので、家とあまり変わらない状態で聴けるのがよかったです。この日のためにiPhone用ラインアウトケーブル*1も自作しておきました。
まず、価格帯で分かれる感じでしょうか。1万円台、2万円台、3万円以上、というのは結構はっきり差があります。聞いてみてどのあたりを狙うか決めたら、メーカー間での音の違いを聴いていけばいいのかなと思います。ぼくは、2万円台及び3万円台を中心に、ゼンハイザー、AKG、オーディオテクニカ、ソニー、ウルトラゾーン、ベイヤー、グラドあたりを聴いてみました。
1万円台の中で良かったのはCECのHP53。このクラスではこれで決まりかもと思わせるほどの音。2万円クラスのものと比べても遜色ない感じです。少しボーカルが引っ込むような気もしましたが・・・どうでしょう。あとは丈夫を謳っているのがいいですね。
2万円台では、ベイヤーのDT770。ただ、低音がちょっと出すぎかなという気もします。また、意外なところでは、手持ちの外用ヘッドホン(フィリップスSHL9600)が、ゼンハイザーのHD25-1に近いように感じました。値段が倍以上違うので当然音も違いますが、タイトな低域はかなり雰囲気が近いように思います。
3万円以上では、ゼンハイザーのHD650が評判通り良かったです。ただ、ちょっとフラットすぎるというか、おとなしい感じにも聴こえます。このへんは完全に好みの世界でしょうか。
そんななかで惚れてしまったヘッドホンがあります・・・AKGのK601。手持ちのシステム・音源で聴いた感じでは、これが圧倒的に好みでした。「呼ばれでいる」っていうのはこういうときに使うんでしょうか。上位機のK701よりもこっちが好みです。これでゼンハイザーの650みたいにケーブルが取り外しできるか、カールコードならば完璧だった(よくケーブルを踏むので・・・)。あと、価格が5万円近いのが悩みどころ。
ちなみに友達はCECのHP53を買っていきました。