黒川芽以@ニコン


 ニコンが好きだ。

 現在の国内カメラメーカーでクラフトマンシップが感じられるのはニコン(正統派)とペンタックス(色物*1)だけだと思う。ただ、好きとはいっても、憧れと畏れが入り混じって未だ本格的に手を出していないメーカーではあるのですけども*2

 そんなニコンのウェブサイトでは写真関連の連載が非常に充実しています。今月は黒川芽以さん。D70とFM3Aを使っているとのこと、かなりクールな組み合わせです。インタビュー自体も非常によく、少なくともインタビューから感じられる印象としては、借り物ではないきちんとした自分の言葉で話す人だなという感じです。このことは結構大事だと思うのですよ。

〜ちょっと引用〜
 写真を撮ると心が広くなるような気がするんです。カメラを持って歩いていると、何かいいものないかなっていっぱい探すから、普段は通り過ぎてしまう小さなものも見つけるようになるんです。
 全くそのとおり。写真の本質を最もシンプルに表現すると、こういうことになるでしょうか。19歳でこの境地、たいしたものです。こういう記事を読むにつけ、もっと早く写真と出会いたかったなぁと思います*3

http://www.nikon-image.com/jpn/enjoy/more/interview/2005/0512/index.htm


*1:誉め言葉。

*2:実は、最初の一台だけがニコン(COOLPIX900・130万画素)で、そのあとは一切ニコンに手を出していません。COOLPIX900・・・写真にのめりこむきっかけになった思い出深いカメラです。・・・あ、暗室の引き伸ばしレンズがニコンだった。(EL-Nikkor50mm/F4)

*3:私が始めたのは21のときです。