演奏会終了


 3年ぶりの本番(学生以来初)は緊張との戦いでした。リハーサルでは楽器を持つ両手に力が入りすぎてダルくなるくらいだったし、本番中はそりゃあもう胃に穴が開くかと思うくらいでした。さらに、緊張すると楽器に息が入らなくなり、音も思うように出なくなるものですが、これについては過去さんざん経験してきたので、本番だけは何とかそこそこの感じに仕上がりました(ショスタコーヴィチ5番4楽章のペダルトーン*1が完璧だったのが救い)。

 しかし、自身の力不足はまだかなりあります。学生オケと違って、社会人オケでは週一回くらいしか吹けないような状況ですから、どうしても練習不足になります。打ち上げでは先達の方々にその辺りを伺いましたが、その辺は状況に合わせて頭を使っていかないといけないようです。とりあえずサイレントブラス(室内で練習できる弱音器みたいの)は必須かも。これは近々買わないといけません。

 総括すると、無駄に緊張はするし、1日経った今も疲れがまだ取れないくらい疲れるし、演奏技術にも課題山積な感じ。やめちまえばいいんですが、終わってから落ち着いてみると、不思議とやめる気にはなってない様子。もうしばらく、オーケストラというものの底を見てみようと思います。

*1:超低域音