動体視力は美醜を見抜く

日経4月26日夕刊・蓮實重彦氏インタビューより
「私達は日常のなかで見落としがちですが、日本は『醜さ』に満ちています。もし私たちがスポーツを見ることを通して感性を高め、失った視力を少しでも取り戻すことができるようになるなら、そうした醜さを、言い換えれば様々な分野での知性の欠如を、多少なりとも直感できるようになる」

氏の専門は文芸評論ですが、スポーツへの評論もするそうで。スポーツには芸術と通底するものがあるとは思っていましたが、このように簡明に摘示されると気持ちいいですね。感銘受けました。
微妙なオチでごめんなさい。