キシリウムプロUSTインプレ

MAVICのキシリウムプロUSTについて、ファーストインプレッション(100km、940mUP)。自分のツイートをまとめておく(15cのZONDA比)。

  • まず、かかりの良さが一段上。ゼロ発進等でトルクをかけたとき、ZONDA(15c)は少し歪んで反応が遅れる感じがあるけど、こちらは皆無。どれだけ速くなっているかはともかく、気分は段違いに良い。
  • いわゆる硬めのホイールなので乗り心地が悪くなりそうなものだけど、そこはさすがチューブレス。試しに普段の23cクリンチャーの空気圧(7気圧)で乗ったけど、それでもクリンチャーより乗り心地がいい。微振動を消す感じがある。次は6気圧を試したい。
  • 外周部が軽いことによる恩恵はよく分からず。もう少し登ってみないと何とも。ただ、ゼロ発進や登りでのトルクのかかりやすさは確かにあるので、これがスポークのみによるのではなく、外周の軽さもこれに貢献しているのかもしれない。
  • 意外だったのは35km/hを超えてからのスピードの伸び。ひょっとして、ホイールが歪まずタイヤで振動をいなしており安定した走りができるので、速くなったように感じるのか?いずれにしろ高速時においては、走っていて楽しいし、より安全になった。
  • 全体としてみると、ZONDA(15c)比で少しずつではあるものの(しかしブラインドでも分かるであろう程度には)差がある。速くなるかと言われると僅かなのかもしれないけど、走っていて楽しいし、速く走れるようになろうと思える。
  • コーナリングの安定感が高い。高速で下るときに足回りがどっしり支えてくれる感じがある。
  • フレームがDEDAのエンデュランス寄り(シートステーが激薄)のものなので、こういう硬めのホイールは相性がいいと思う。柔らかめのホイールからの買い替えの期待に見事に応えてくれた。(了)