浜松〜名古屋


 前回に続いて浜松〜名古屋編。この日の初めは痛みが引いていたけども、走り始めて1時間もすると違和感が。もうしょうがないので、できるだけ痛くないようにかかとを上げ気味のペダリング&サドルを上げるという変則的な方法で進む。幸いなことにアップダウンはあまりない。潮見坂という約1.2km・5%ほどの坂はあるけども、そこを越えれば下り基調だ。

 愛知県に入ってから道が狭くなり始める。ギリギリ2車線という道路は自転車にとってめちゃくちゃ走りにくい。豊橋市街は特に交通量が多く、歩道に逃げざるを得ないときが多々あった。市街から出るとそれなりに空いてくるので何とかならないこともないけれども、藤川あたりで我慢の限界がきて国道を離れる。岡崎のほうに逸れ、県道48号で三河安城方向へ。ここは余裕があって走りやすかった。そこから刈谷を経由して大高へ。天白川を渡るルートがあまりないので、ここで国道1号に戻る。やっぱりこのあたりで日は暮れて、なんとか名古屋に到着。アキレス腱が回復しなそうなので帰ることにする。名古屋の友達と飲もうというとき、階段を降りると痛むので大変だった。バイブルにしている「ロードバイクの科学」(著:ふじいのりあき)によると、腱は発達が遅いので乗り始めて1年は無理しない方がいいということだったけど、こういうことなのかも。そのうち強くなってくれるでしょう。
 この日の走行距離は約110km。

 翌日は大須を中心に名古屋を軽く回ってから新幹線で輪行して帰宅。名古屋始発のこだまがたまたまいたので、自転車の置き場所(3列席の一番後ろ)は余裕で確保できた。ビールを飲みながら聴きたい音楽を聴いて、車窓に往路を偲ぶ。これは何ともいえないたまらなさがあるなぁ・・・。

 総走行距離は約385km、総走行時間は約18時間(休憩や観光を除く)だった。

 さて、今回役に立ったアイテムを紹介して尾張に、もとい終わりにしたい。
 着て行ったものは、ヘルメット・速乾性の長袖Tシャツ(モンベルのジオラインLW)・フリースベスト・ウインドブレーカー・レーサーパンツ・裏起毛タイツ(普通の運動用のでもいいと思う*1。ポリエステルなので速く乾く)・ナイロンのハーフパンツ・アンクルウォーマー・シューカバー。寒くなったらフリースのネックウォーマーも。これで気温5度くらいまでは余裕。運動してれば0度近くでもいける。その他の装備は大型のウエストバッグで収まった。バッグの中身で大きいものはレインジャケット(一応透湿のにしたけど雨の日はにわか雨以外走らないんだから普通のでよかったかも)とナイロンパンツ(宿に荷物を置いた後街に出るとき用)くらいのもの。あとは洗剤とかマスク用のアルコール(毎日洗うのは手間なので)とかこまごましたものを。ホテル泊である限り、洗濯すればこれで何泊でもいけると思う。
 一番役に立ったのは、iphone用アームバンド。これがあると道をすぐ確認できる。どうせ走りながらは見ないんだからバッグに入れとけばいいと思っていた時期がぼくにもありました。アームバンドがあるとホントに便利。探せば数百円で買えるしね。もうこれなしでツーリングには出られません。

 さて、次はどこへ行こうか。

*1:さらに言えば、作業着系の店で買えるサポートロングタイツ(コンプレッションタイツ類似)も運動に使える品質だと思う。