素敵に落車する


 遂にやりました。自転車が危険であることは重々承知の上で気をつけていたつもりですが、落車で頬の端を擦ってしまいました。肩と手から落ちたこともあり、またヘルメットにも助けられて、傷自体は浅くて全く痛くないんですけど、面積がそこそこあるので見た目が割とグロい。マシになるまで隠すことにします。

 原因を一言というと、暗かったから&疲れてたから、ということになるでしょうか。二言になってますが。その日は多摩川サイクリングロードを走っており、狛江の多摩水道橋から上流の羽村堰まで行ったあと引き返し、小杉の丸子橋まで着いたあたりで夕方だったのですが、なんとなくもう少し走りたくなって結局川崎の大師橋まで行きました(この時点で走行距離100km)。着いたら真っ暗だったので公道を走って帰ろうと思い、休憩がてらルートを調べ、さて出発という段になって走り出した瞬間、段差(自分が高いところにいた)に気づかず自転車もろとも落ちた、という感じです。気がついたら地面に転がっていたので詳細は全く覚えていないのですが、おそらく段差は30cmくらい。暗い場所では夜用のかなり明るいライトを追加で使うので段差に気付いてもよさそうですが、走行時に合わせてちょっと先を照らすようにしていたのが災いしました。

 自転車はたしかに危険なものかもしれませんが、知識と経験があればその危険は十分回避できるともいえます。自分への教訓としてまとめるならば、

 ・あまりにも暗いところはそもそも走らない。
 ・疲れると注意力が減退する。
 ・歩道は角度を十分につけ、減速して進入する。
 ・人のいる歩道は減速する。急に横に動いたりするのは当たり前。
 ・人のいない歩道では、人の出て来うるところからは全て出てくることを想定する*1
 ・公道で急ぐとロクなことがない。
 ・交差点や駐車場入口などで車の左折に巻き込まれないように*2
 ・グレーチング(排水用鉄格子)にタイヤが嵌まらないように*3
 ・バス停から発進する直前のバスを右から抜かない。抜くのは停車直後かつ右レーンに後続車がいないときだけ。

 いまのところこれくらいです。こうやってまとめる気になれたのは今回の怪我のおかげで、大事故にあう前にこういうほどほどの怪我があったのはそう悪いことでもないかも。

*1:結果として、ほとんどの歩道では減速する。

*2:ウインカーを出さないドライバーは結構いる。

*3:これですっ飛んだ友達あり。