「ここではない、どこかへ」19


まとめ>
確かに最後は敗北だったけど、全体で見ればよかった。良くも悪くも「雪」というものを堪能できた。
東北地方の距離感が掴めてきた(鈍行だから特に)。
地方諸都市の雰囲気も段々掴めてきた気がする。東京との違いとか。
ベストだったのは、山寺かな。本当に素晴らしい。
公共浴場の雰囲気もよかった。
完全に積ん読状態だった伊藤整「近代日本人の発想の諸形式」(岩波)が暇にまかせて読めたのもよかった。これだけの評論を評論するだけの力量は残念ながら今の私にはないけども、十分人生に影響を与える名著だったとは言える。自分はまだまだ数十年前の思考の位置にいるにすぎないと痛感。

撮った写真>
デジタル300カット、モノクロ50カット。
今日セレクトしたら300が170になりました。そこから更にセレクトします。
山寺編と只見線編でそれぞれ10枚ずつくらいになるといいんですが。
で、それとは別に簡単なダイジェストを組みたいと思います。これまでの写真は全て携帯(Tarby)だったので、より高画質なものをお見せできればと。
istDSは雪に耐えよく頑張ってくれた。結構濡れたし、相当冷えたのに正常に動き続けてくれた。電池交換もせずに済んだし。かなり信頼感が高まりました。

感謝したい人>
土門拳記念館の係員さん
酒田のタクシーのおっちゃん(土門さんの話がよかった)
かみのやま温泉の爺さんと受付のおばちゃん(いろいろ親切にしてくれた)
小出で携帯を充電させてくれた挙句、カイロをくれた駅前蕎麦屋の女将さん
小出のタクシーのおっちゃん(凹んでる私に楽しい新潟トークをありがとう)
コメントやメールをくれた知己(リアルタイム更新がよかったと言われて報われた気がしたよ・・・)